NECの最終兵器「N-08B」

人生、時として一瞬の判断により全てが決まる瞬間が必ずある。
今回もきっとその時だったんだろう。そう……

N-08Bがたった7,800円で入手出来るのであれば。

NECがリリースした、あらゆる意味で斜め上の発想を持った「携帯」、それがN-08B。
詳細はこちらを参照してもらうとして、このような尖ったコンセプトを持ったガジェット、
是非とも入手したいと以前から思っていた……そしてその時は来たのだ！

／デェェェェン＼

ハイ、という訳で上の値段で買っちゃいました。
今までも色々なPDAに触れてきた私ではありますが、これに関してはPDAではなく、
所謂「ガラケー」カテゴリに入る物。主に白ロム状態での運用をメインとしています。




サイズは概ねUL20Aの3～4割程度の大きさ。
使い道としては、やはりかつてのSigmarionポジにあたる、
テキストエディット中心。とは言えそこはガラケーである。
基本的な携帯の機能は勿論有しているし、SIMを入れれば普通にiモードだって使える。
大画面で見るワンセグも中々いいものである。
そして特徴的なのは見ての通りのキーボードに、無線LAN搭載であること。
まだもう少し慣れる必要があるものの、基本的入力は悪くない。
更に無線LAN環境があれば、iモード通信をしなくてもネットに繋げられる。

「UL20Aは持ち運びたくないけどテキスト入力したい」、そんな時に便利だ。
内蔵テキストエディタでは文字数の限界がやや低めなので、手持ちの小説データの
全てを入れる事は出来ないものの、下書きデータぐらいは入れても問題ないだろう。
今後も使用してみて、再度記事にしたいと思う。期待しないで待て。なんつって。

HDDは余るもの＆18000mAh

UL20AはSDD搭載で今も順調に稼働中。そして余るのがHDD。
そうでなくても今はHDDの価格がとんでもなく安くなっているので、
簡単にHDDの容量アップも可能になりました。いい時代です。
しかしHDDを余らせたままにするのはもったいない。そんな時に役に立つのがコレ。



右にあるのがそれ。2.5インチHDD/SSD用ケース。これでHDDを簡単に持ち運ぶ事が出来ます。
ただし本当に簡単な構造なので、左にあるポータブルHDD用クッションケースも一緒に用意。
これでわざわざ高価なポータブルHDDを買わずとも済むというわけです。

さて、もう一つ。随分前の話になりますが、外接バッテリーを購入しました。



JTT製「Energizer」の超大容量18000mAhモデル。
元々はLOOX用の補佐バッテリー扱いのつもりだったんですが、返品になってしまったため、
何でも使える汎用バッテリーとして活躍中。



なんといっても、最初からこんなに大量のコネクタが用意されている。
流石に物によっては取り寄せになるものの、UL20AやFOMA携帯、PSP用と必要な分は既にそろっており、
いざという時に使えるナイスなバッテリーです。その分、値段もほぼ2万と結構高いですが。
ちなみに容量が少ないエントリーモデルも販売中です。

＞おまけ1

検定試験は外さない男。

＞おまけ2

JR西船橋駅で見かけた自動販売機。全面液晶タッチパネル式。
以前ニュースで見かけたことがありますが、実機を見たのはこれが初めて。

アルミ天板のクールな奴

一つ前のPC関係記事で紹介したUL20A。
今回はもうちょっと深い所まで見ていきたいと思います。

◇基本スペック
CPU：Intel U2300(1.20GHz)
∟低消費電力版C2D。物理2コアのため下手なAtomより早い。
メモリ：2GB
∟スロット2。初期状態では1スロットに2GBメモリが刺さっているので、拡張可能。
OS：ASUSカスタム版Windows7 Home Premium 64bit
∟今回は手持ちのPro32bit版ではなく、添付の物を使用しハードウェア性能を活かす事に。
HDD/SSD：シーゲート製320GB HDD→キングストン製30GB SSDに換装
∟素のままではHDDだが1005HAでも使用したSSDを再利用。若干容量がしんどい。
グラフィック：Mobile Intel(R) 4 Series Express Chipset（オンボード）
∟オンボードとはいえ、新しい物である分基本はしっかり抑えてある。
ディスプレイ：12インチワイド
∟解像度は1366×768。情報量は結構多く確保出来るので、快適。
サウンド：Realtek High Definition Audio（オンボード）
∟デバイスはオンボードでお馴染みの物だが、SRSプレミアムサウンドシステム搭載なのが特徴。

◇動かしてみて
動作状況は非常に良好。1005HAのように解体せずにSSDに換装出来たのも大きい。
また動作音が非常に静か。高温域になってファンが回っても煩くないので、
ベッドサイドに置いても気にならないレベル（ネットラジオ風な使い方をしているので）。
ちょっとキーボード周りで配置の問題上、「。」と「・」の打ち間違えが増えた。
これは距離の違いなので慣れる必要ありといった所か。
バッテリー限界も高い。ハイパフォーマンスモードで1時間起動して20%減。
ということは省電力モードにすればもっと減りが少なくなるという事。
トータルバランスに優れたなかなかクールなPC。

これを末永く使えればいいのだけれども……