「初代Surface ProでPSO2をプレイする動画」解説とか補足とか

この記事は「初代Surface ProでPSO2をプレイする動画」の解説・補足記事となります。
動画と合わせてご覧になって下さい。

【SurfaceでPSO2をやる利点とは】
Surface ProはタブレットPC。場所を(ある程度)選ばず、持ち運びが効きます。
それでいてちゃんとしたゲームも相応に動かせるので、例えば寝ながらプレイであったり、
外出先で少しやってみたり、など「取り回しの良さ」が利点。
流石にきちんとしたPCに比べると制限される部分も多少はありますが、
運用の仕方によってはメインマシンとして活用することも可能でしょう。

【速度重視について】
簡易シェーダーを選択する事により、負荷を軽減させフレームレートを確保します。
画質が非常に残念な事になりますが、テクスチャを標準以上にする事で
少なくともVitaよりは大分マシな見た目ぐらいにはなりますので、
見た目がちょっと気になるなーという方は動画同様、標準以上のテクスチャがオススメです。
ただし、簡易シェーダーだと標準と高解像度でそこまで大きな差は生じません。

なお動かせるとはいえ、きちんとしたゲーミングPCに比べればSurface Proは
圧倒的に非力であり、筐体を労る、という意味でも速度重視に設定した上で、
30か60のFPS制限を掛けるとなお安定するでしょう。

【画質重視について】
動画内ではシェーダー、テクスチャ共に標準、かつゲーム内の描画設定を全てOFF。
その設定であの動き方ですので、もし画質を重視するならば30FPS制限を掛けた方が、
フレームレートのアップダウンによるカクつきを防げるでしょう。
ただし常時高負荷状態になる他、ちょっとした事で30FPSを割り込んでしまいます。
使うとしてもソロ時か、1PT(4人)の状態で使う程度に留めた方がいいでしょう。
当然ですが、12人PT時(DFや採掘防衛など)での動作は期待できません。
無理せず速度重視設定でプレイしましょう。

【操作について】
今回の動画では「充電式ワイヤレスホリパッド3」を使用しました。
Surface Proの取り回しの良さを維持しつつプレイしたいのであれば、
無線のゲームパッドが一番の選択肢になるでしょう。
ただし、無線ゲームパッドはレスポンスがイマイチな場合があるので、
それが気になるのであれば有線のゲームパッドを用意しましょう。

キーボード＆マウスでプレイしたい場合は別途デバイスを用意する必要があります。
が、Surface ProのUSBスロットは3.0が1スロットのみとなっており、
両方共USBで接続したい場合はUSBハブが必須となる点には要注意。
またPS/2ポートは無いので「キーボードのUSB接続時の同時押し問題」が発生するのも
考慮する必要があるでしょう。
(PSO2ならそこまで同時押しにシビアでは無いと思いますが)
なおBluetooth搭載なので、BT接続デバイスも使用可能です。

Surfaceと言えばカバーとキーボードを兼ねるアクセサリがあります。
もしもそれを使うのであれば、「タイプカバー」を推奨します。
「タッチカバー」は入力感が無く使いづらいので、
少しでも文章を入力する頻度が高い、あるいはゲームでも頻繁にキーボードを
使うのであれば、入力感がしっかりしているタイプカバーの方が使いやすいでしょう。

ちなみにタブレットPC特有のタッチ操作ですが、少なくともゲーム中で役に立つのは
メニュー操作のみで、カメラ操作はかなり難しいと言わざるを得ません……
動画のおまけの項目で画面がものすごい勢いで回転していますが、
試しにカメラ速度を変更して見たところ、速度10程度でようやく多少動かせる程度。
コントロールも非常に難しいため、カメラ操作は素直にパッドかマウスでやりましょう。

【初代ProとPro2の違い】
スペック比較はITmedia PC USER様のこちらの記事が詳しいです。
「Surface Pro 2」――Microsoft純正Windows 8.1タブレットの新旧モデルを徹底検証 (6/6)
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1311/26/news036_6.html
今買うのであればPro2の方がCPU内蔵グラフィックの性能、放熱やバッテリー性能、
キックスタンドの2段階調整などでアドバンテージがあるので、Pro2をオススメします。
(FF14をまともに動かせるポテンシャルを秘めているので)